失敗しないエクステリア&ガーデン(外構・庭)の選び方

近年外構や造園の業者は増え続け、一人親方から大手企業まで様々な業態が存在します。
住宅の新築時やリフォームをお考えの際には、一体どの業者が良いのか迷うところでしょう。
最高の業者と巡り合うために、たくさんのWEBサイトや雑誌等をご覧になっている事と思います。
結局よく分からず、とりあえずいくつか見積もりをとった中で安く済む業者で決めてしまったり、
新築ならハウスメーカーの紹介なら確実だろう、と決めてしまったり、ということも多いようです。
しかしその探し方や選び方で、本当に貴方を満足させるデザインや施工をしてくれるのでしょうか。
実際私自身が街中でこれはすばらしい!と思うようなお宅はあまり見かけることができません。
もちろん最終的に素敵な施工をしてくれたなら良いのですが、例えば、実際は既製品を提案されて
かえって割高なものになったり、デザイン性のない組立業者に頼んだり、やっつけ仕事をするような
下請け業者も少なからず存在するようです。一度完成した外構やお庭をやり直すのは相当困難です。
デザイナーであり施工者でもある私の目線から、業者に発注するときのポイントをご紹介します。

1.あなたは素敵な施工をしてくれる業者を探してはいません!

きっとほどんどの方が、「素敵な施工をしてくれる業者」を探せてはいないのだと思います。
例えば家を建てるときに、ハウスメーカーであればテレビCMや展示場を目にする機会が多いので、
すぐに大手メーカー名が何社か思いつくと思います。しかし外構業者や造園業者においては
こういった広告宣伝をしている業者をあまり見かけませんので、一般の方にとってはますます
「どこの業者がいいのかわからない」ことと思います。もちろん広告宣伝してるから、とか
大手ハウスメーカーに紹介された業者だから、=施工自体の良し悪しを証明することにはなりません。
貴方の夢や想いを素敵な形にしてくれるかどうかを基準にして、実際に関わる営業担当やプランナー、
デザイナー、施工する職人まで一丸となってくれる、本当に信頼できる会社を選んでください。
「残念な外構やお庭」にならないよう、貴方にとって素敵な施工をする業者に辿り着くことを願います。

2.業者の得手・不得手を把握しよう

業者には、出身業種によって工事の得手・不得手があります。実際に施工された現場に行き、
素敵な施工をしていれば、きっと洗練されたデザインをするデザイナーがいるでしょう。
元々土木をやってきた業者でしたら住宅の基礎や、コンクリート擁壁等が得意だったりするでしょう。
例えば素晴らしいデザインを提案してくれる営業担当やプランナーやデザイナーがいる会社だとしても
実際にデザインを見て形を造り上げる工事をするのは、外部の下請け業者という場合もあります。
もちろん長年提携していて信頼関係が築けていて、建て主様やデザイナーの意図を汲み取とった
素晴らしい施工をしてくれる職人集団もいますが、基本的に大工さんは物造りのプロなわけです。
素敵なデザインをしてくれた人が、実際工事にも携わって仕上げる、という形態は多くはありません。
一口に外構業者といっても、一軒の工事に多様な専門職種の人間が携わるので、業者の形態にも
注意して選びましょう。まずは貴方が希望するデザインに近い施工例がある業者を探してみましょう。

3.見積もりやCGを比べても本当の仕上がり・質感はわからない

ホームページを見て見積もりを比べるだけのやり方では失敗します。見た目が良いホームページを
持っている業者が、貴方にとって素敵な工事をしてくれるとは限りません。 予算内の見積もりだから、
カッコイイCG図面だから、大手ハウスメーカーさんの紹介だから、と決めてしまわないでください。
業者の営業担当やプランナーはお客様と打ち合わせをして、ある程度共有できているかもしれませんが
実際に施工をする職人さんには果たしてどこまで伝えてくれて、共有できているのでしょうか。
貴方が「素敵な施工をしてくれる業者に頼みたい」と本気でお考えなら、その施工会社の現場を実際に
その目で見ることです。「見たってわからない」かもしれません。しかし一生に何度とない大切な
お家のことですから、なるべく自分自身の目で見て感じ取って、全てでなくとも貴方のプランに関連する
知識や情報は、貴方自身が知っておく必要があります。外構やお庭のデザインの方向性が決まったら、
具体的な予算や、ライフスタイル、耐久性や安全性、工法や良質な素材選びをご自身でも考えましょう。
きちんとイメージが共有できなかったり、「わからない」まま業者から言われるがままにしていたら、
イメージと違う残念な仕上がりになってしまったり、トラブルが起こってしまうかもしれません。

4.あなた自身の目で実際に現場を見る

ではどうすれば自分の家を素敵なエクステリア&ガーデンにする業者に出会えるのでしょう。
ガーデン&エクステリアデザイナーである私がおすすめする方法は、「住宅街をめぐる」ことです。
日ごろ街中を出歩くときにでも、意識して住宅を見るようにするだけでも良いと思います。そして
イメージや好みに合うエクステリアやお庭があったら、それらのお宅をリストアップしまくるのです。
ポイントは、「貴方の家と同じような配置や立地条件のお宅を見る」ことです。はじめはわからなくても
何軒も見てください。すると、「この家はいい」「この家はイメージと違う」と方向性がわかります。
この家の門柱の形が良い、配置が良い、表札が良い、塀の模様が素敵だ、こんな植栽がいい・・・など、
もし「こんなエクステリア(お庭)にしたい!」と思うお宅があったら、そこにお住まい方に声を掛け
そのお宅の外構やお庭の施工をした業者名を、直接伺ってみても良いかと思います。
そうすれば、より貴方のイメージに近い素敵な施工をしてくれる業者に巡り合えることでしょう。

5.CG図面に惑わされないようにしよう

私は、デザイナーならば味があって雰囲気の出る「手描きのイラストでご提案」すべきだと考えます。
確かにCG図面は「完成写真」のように精密で解りやすく、「何となくカッコイイ」感じもします。
一方で、そのリアルな「完成予想図」がお客様の頭の中では絶対となってしまい、実際に完成してみたら
違和感を感じてしまうこともあります。「完成予想図」であるはずのCG図面が「完成写真」であると
錯覚させてしまい、建て主様のイメージと施工側とでズレが生じてしまうことはあってはなりません。
またCG図面を扱うデザイナーの中には「既製品しか描けない人」も存在します。私は、ありきたりの
決まりきったものを、当社を選んでご相談頂いた方にご提案できません。手間はかかってしまいますが
当社では、私自身のこの手で、線一本から手描きにこだわりをもったデザインを描き上げています。
CG図面の業者が悪いとは全く思いません。手描きなら良い業者と主張したいわけでもありません。
高いお金をかける以上は、優れた完成予想図を作って手離れの早い工事をする外構業者ではなく、
図面がCGでも手描きでも、貴方と一緒になってこだわってくれる、手間を惜しまない、妥協をしない
人たちであるか、貴方が納得できた上で、デザインについて密に打ち合わせを重ねていきましょう。

6.保証、アフターサービス、引渡し後も相談ができる関係か

せっかく出来上がった外構えやお庭も、出来上がったところで満足していてそのまま放置してたら
魅力は減る一方です。特にガーデニングを維持するには継続的に手をかけてあげる必要があります。
外構業者を選ぶ際に、保証制度や内容も重要視する必要があることは皆さんもご存知のことと思います。
しかし、保証制度があるからと言って、何でもかんでもいつまでも安心というわけにはいきません。
素敵なエクステリアやお庭が維持するためには、ご予算やデザイン性ばかりを重視しすぎず、
具体的に使う時のことを考えて、使い勝手やメンテナンス性も視野に入れた計画を打ち合わせましょう。
日ごろ実際にそこで生活をしてお使いになるのは貴方自身なのです。お手入れがし易い造りだったり
メンテナンスフリーの素材を検討しても良いでしょう。業者を選ぶ際には、貴方がお住まいの地域で
お選び頂くことをおすすめします。地元密着の業者なら、何かあったらすぐに応じてくれるでしょうし、
当社の場合はお庭のガーデニングやエクステリア製品のお手入れ方法をお教えしたりしますし、
何かご相談を受けたら無料でお手伝いしてしまうこともあります。もちろん規模や程度に応じて
実費をご負担頂く場合もあるのですが、想いをこめて造ってやっと完成した施工は、私たちにとって
自分の子供みたいなものです。お客様と同じ熱意で一緒になってお庭やガーデニングを育てたり、
素敵なエクステリア造りを楽しんでいける関係でありたいと考えております。

エクステリア&ガーデンへのこだわりも是非ご覧ください!

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